当店でも活用される光の効果

当店で撮影する証明写真は、照明によってキレイな仕上がりになります。光をコントロールしたり、光の位置を意識することで、写真の出来栄えも大きく変化しますので、思い出に残したい写真撮影のご依頼ならぜひプロのいる写真館にお任せください。

照明テクニック

証明写真に限らず、写真撮影では光をコントロールすることもテクニックの一つとなります。人物の正面から顔全体に光をあてるバタフライライトでは、影が少ないためポスターなどの印刷物に向いています。人物の斜め前方から光をあてるループライトは、顔全体をふっくら見せる効果があるため証明写真などで一般的に用いられるテクニックです。

人物の斜め45度から光をあてるレンブラントライトは、人物を立体的に表現するためポートレイト写真で活用されるテクニックです。人物の真横から光をあてるスプリットライトは、証明写真ではなく記念写真などで活用されるテクニックです。

順光・側光・逆光について

皆さんは写真撮影を行う際、光の位置について考えたことがありますか?
特に何も考えず撮影をしている方が多いと思いますが、実は写真は光の当たり方によって立体感や質感、遠近感などに差が出てきて、写真のイメージが大きく変化します。光の向きには様々ありますが、その中でも注目していただきたいのが「順光」「側光」「逆光」の3つの要素です。

◇順光(じゅんこう)
真正面から光が当たっている状態になります。光とモデルが向かい合う配置で撮影するため、全体的に色や形がくっきり写っており、風景や物体の写真を撮影したい時におすすめです。

◇側光(そっこう)
横方向から光が当たった状態で、モデルの左右どちらかから光が当たる配置で撮影をします。モデルに影が強く出るため、コントラストがはっきりした写真になりやすく、立体的に演出したい時に最適です。

◇逆光(ぎゃっこう)
順光の逆のことで、背後から光が当たっている状態になります。モデルの背中に光が照らされている撮影手法で、人物を撮るとやわらかい光に包まれて、ふんわりした雰囲気に仕上がります。
ただし、逆光の場合はレンズに向かって強い光が入りやすく、モデルが暗くなりがちです。フレアー(太陽の光の波)やゴースト(六角形の光の玉)が発生する可能性も高いので、撮影する際は逆光ならではの弱点もあるということを認識しておきましょう。

「順光」「側光」「逆光」の撮影手法は実践でも使いやすく、違いを知るとより写真の楽しさが増します。光の当たり方を意識して、写真のセンスを磨いてみてはいかがでしょうか。

デジタル修正

照明器具やテクニックだけではなく、近年ではデジタル加工による修正もできるようになりました。光による効果では映り方のみをコントロールできますが、デジタル加工では髪の跳ねや肌の明るさなどを修正して理想的な写真に仕上げることができます。

例えば、仕上がりを見てみると髪の毛がほんの少し跳ねていた場合、取り直すのではなく修正を施して理想的に仕上げることができるのです。就活などで利用する証明写真などは、撮影テクニックにデジタル修正をプラスすることで印象良く仕上げることができます。